
冒頭の写真はマニラプリンスホテル。
今から見て頂くスラム街の現状との違いを知って欲しくて、敢えてこの写真を選んだ。
さて、フィリピンの首都マニラに存在する東南アジア最大級のスラム。
治安、衛生状況ともにかなり悪いとされていて、訪問する際は細心の注意が必要。
“ハッピーランド”の語源は現地の言葉で『捨てる』を意味する”ハピラン”という言葉なんだそう。
首都マニラからはGrab(タクシー)で30〜50分で相場は200ペソ(現在500円程度)ほど。
僕は現地の友人に案内され、LRT(鉄道)とトライシクルを乗り継いでハッピーランドに入ったが、現地に繋がりがない限り、安全上Grab一択だろう。


運転手にお礼を言ってハッピーランドに入る。

門をくぐれば所狭しと店や民家が並ぶ。意外にも表通りはフィリピンの一般的な通りと変わらない印象を受けた。
奥へ奥へと歩みを進めていく。

サリサリストアもハッピーランドの外と大きく変わらない。

奥に進むにつれ、道端のゴミが増え、雨水や汚水で地面が濡れ始める。


日本に住んでいる我々には想像もつかない世界がそこにはあった。
劣悪な環境で暮らし、ゴミ山から資源や、場合によっては食べ物を探して生活する。
ここではそれが日常。
“日本は終わってる”とか”政治が腐敗してる”という話をよく耳にする。
だがここに来て自分がどれだけ恵まれた環境に生きているかを、この時僕は噛み締めた。

通りを外れると袋小路になっていて、狭い路地、家々が密集している。
その中で出会った一場面が、特に印象的だった。

ベビーカーが壁にかけられ、奥には洗濯後の子ども服が干されている。
一見、普通の光景なのだが、僕には特別に見えた。
劣悪な環境の中でも毎日を必死に、真剣に生き、命を繋いでいく逞しさ。
そんなものを感じずにはいられなかった。
この時点で既に感じることは多く、時にはヒリつくような雰囲気を感じることもあったが、さらに奥へと歩みを進めていく。
次の記事ではもう少しショッキング(不衛生と感じる方も多いと思われる)な写真も掲載しようと思う。
少しでも多くの人にこの現状を知ってもらい、何かを感じてもらいたいのだ。

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